こんにちは。やさしいSNSコンサルのなおコン(@naocon_sendai)です。
私の大好きな仙台に「あなたの情報をみてあなたに会いに来た!」と言ってもらえる人を増やしていくことを仕事にしています。
SNS初心者が情報の自立発信が出来るようにサポートをしています。
#県美に行こう 旅先では美術館にいくのが楽しみの一つです。
新型コロナウイルスの影響で、日中のインターネットの利用量が2月よりも伸びているとの報道がありました。
私も今月に入ってから連日ZOOMで打ち合わせ、会議、セミナー受講など利用しています。
世の中の動きがますます変わる潮の変わり目なのかな、と思います。
そして今回は、先日ZOOMで開催したセミナー 「SNS発信基本のTwitter、Facebook、ブログの特性を知ろう」 の振り返りです。
北は旭川から南は芦屋まで、地元の仙台からもご参加していただきました。ありがとうございます。
Twitter、Facebook、ブログの「使い方」はGoogle先生に聞いてください。
マスコミと同じ様に伝えようと思ったら嫌われる
こういうセミナーのときにお話するのが、マスコミと同じ様に伝えようと思っても伝わらないし、嫌われるだけ、と言うことです。マスコミの一方的な情報を受けることが当たり前としてきたので、自分の発信も一方的に大量に発信すれば良いと、勘違いしてしまいます。
仮に想像してみてください。
FacebookやLINE、Twitterに着信があって見てみたら、すべて広告だったらどう思いますか?ってことです。
しかもSNSによって特徴が違うので、同じ様に発信していては反応がないと感じたり、オワコンだと感じたりするかもしれません。
使い方を変えてみると反応もかわります。
「今の仕事に活かしていくにはどうやって活用していったらいいのか」ということをそのSNSが出来上がった背景とともにお伝えしました。
Twitterは「性善説」と「伝える」ことだった
Twitterの成り立ちや創始者についてはほとんど話題になることはありません。4人の若者が作ったSNSでその中の1人が思想的に考えていたことが今でもTwitterに引き継がれています。
「究極的な人間の性質は善である」という思想
「人の性質は善、サポートすれば人は善いことをする」
ストーンが担っていたのは「伝えること」。
究極的に人は良い人なのだから、悪にまみれることはなく、嘘やごまかしを発信していくのでもなく、今ある本当のこと、事実を伝えていくのが大事と考えていたそうです。
匿名性が高いので悪口陰口みたいなことも多い反面、良いことを広めようとする人の良さもTwitterにはあると私は感じています。
フェイクニュースや先日のトイレットペーパー買い占めなどは、創始者の意に反しているということですね。
どういう気持ちで今のTwitterをみているのか聞いてみたくなりました。
Twitterは興味関心のある、話題で繋がるツールです。
今の話題を知る「検索機能」が非常に優れています。
発信している方が多い人は検索してみてください。
このブログが参考になります。 Twitterのハッシュタグ、ある場合ない場合 検索結果の違いについて
Facebookは大学生がユーザーだった
Facebookの成り立ちは、映画「ソーシャルネットワーク」をみた方はもちろん、みていなくても有名ですよね。ざっくり言うと、当時大学生だったザッカーバーグが学生名簿をネットで可視化したのがFacebookの始まりです。
本名登録、顔写真があるのは学生としては必須だし、好きな映画、本、音楽などの入力項目があるのも肯けます。
繋がることを「友達」「友達申請」というのもなるほどですね。
今や世界のアクティブユーザー数が23億7,500万人もいるにもかかわらず、「家族と交際ステータス」は学生にとって一番大事な情報なので、今も登録項目にあります。
ちなみにFacebookはおじさんおばさんが使っているダサいSNSと言われているらしいです。笑
Facebookは仲良しの友達や知り合いの集まっている場所と考えると、そこで自分の扱っている商品の案内をしたり、セミナーや講演会の案内ばかりしていたのでは、嫌われる可能性が高いです。
人は売り込まれたいと思っていないからです。
詳しくは 「3つのF」が価値になる! SNS消費時代のモノの売り方 を買って読んでください。
マーケティングの師匠、藤村正宏先生の本です。^^
簡単に連絡ができるアプリLINE
今回の内容には含みませんでしたが、LINEの成り立ちは知っている人も多いことでしょう。2011年の東日本大震災をきっかけに「簡単に連絡ができるアプリ」という目的で、LINEが開発されました。
既読スルーという言葉もできましたが、送信した相手が開いた(読んだ)かどうかを重要視しています。
送ったメールを見たかどうか気にしたことはありませんか。
そう考えると、読んだかどうかがわかる「既読」は安否確認となるし、一人一人の安否が知りたいわけだから、TwitterやFacebookのようにオープンでの同時多数とのやり取りは想定していないわけです。
LINEにシェアするような拡散性がないのは、携帯メールのような使い方から始まったのが理由だと想像します。
ブログは?
SNSにはTwitterのタイムラインのように流れるタイプ(フロー型)と、インスタグラムのように溜まっていくタイプ(ストック型)があります。ブログは情報が溜まってくストック型です。(正確にはSNSではない)
専門性が高く、あなたのお客さんが聞きたい知りたい情報を書いてためていけば、まるで辞書のように大事に重宝がられます。
ブログの拡散ツールとしてFacebookやツイッターを利用します。
ブログの更新をしたお知らせばかりのTwitterでは、Twitterの中の人たちと仲良くなることはできませんし、Facebookも同様です。
喜んで読んでもらえる様な関係性を築くことができたならSNSはもっと楽しいツールに変わっていきます。

なおコン

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