まちづくりのヒントは身近なところにある

なおコンサルティング的発想
みやぎのアーカイ部

気になることがあると、なぜ人は指差し確認したがるのでしょうか。笑
みやぎの・アーカイ部 エキヒガシの今昔と未来を愉しむ「ってなに?」展2/24〜26では、たくさんの指差し確認を目撃しました。

指差し確認


まちづくりのヒントになる

約40年前、当時まだ30代のKさんは二十人町鉄砲町あたりの商店街先輩にこんなことを言われます。

「これから商店街はどんどん変わっていく。
閉じる店もたくさんあるだろう。
この地域がより良く変わっていくために未来ある若い人たち思いを託す。」

その想いを受けてKさんは地域の小学校に授業へ出向いたり、商店街の住人などと話し合いを重ねます。
愛着あるまちがなくなってしまうのは悲しいけれど嫌なことならなおさら向き合うことが必要だと、他地域の区画整理についての勉強会を地域のみんなと何度も開きます。
その期間約10年。

「まちは変わるが、心は変わらない」とみんなの合意ではないけれど、区画整理を受け入れることにします。七夕飾りがたなびいた商店街の道路はすっかりなくなり、記憶もあやふやなまちになりました。ですが今でも、小学校では子供たちはKさんの想いを継いでまちにで掛けて授業が続いています。

みやぎのアーカイ部



まちを語る集まりには60代以上が目立ちますが、2/24〜26開催の「(これ)ってなに?」には親を引き連れた小学生の姿がたくさんありました。まちは未来のためにと尽力したまちの達人の底力を垣間見ることができました。


Kさんというのは、小西糸屋の小西さんです。このイベントの様子見てもらいたかったなぁ。ね。

連日河北新報では、宮城県民会館の移転や仙台市青葉山エリアの利用についての話題が続きます。
もっと時間をかけて地域住民との関係性を大事にしたらいいのにと、思うのでした。

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なおコン

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