こんにちは。勝手に仙台コンシェルジュのなおコン(@naocon_sendai)です。
地元の新たな魅力発見に今日もココロが踊る!今日の気づきは、仙台駅東口にある住宅展示場の花壇はお花が満開!ってコトかな。
SNS初心者が情報の自立発信が出来るようにサポートをしています。
ホームページに企業理念は掲載したほうが良い?という質問を受けたのでお答えします。
わたしの答えは、どんな思いでお客さんと向き合っているのか、その業界に携わっているのか、その仕事を通して社会にかかわっていきたいのか、などお客さんに伝わっているのなら、載せてもいし載せなくてもいいし、どっちでもよいと思います。
普段の発信からそれが伝わっているならなくてもよいけど、伝わっていないなら伝える努力は必要です。
今回のご相談は来店型のアパレルブランドでコロナ禍で大変苦労しています。
「オンラインショップを作ってInstagramもやっているけれど揮わない、売れていないんです。」
ということでさっそくホームページを見てみました。
残念ながらどのような意気込みで仕事をなさっているのか、わかりませんでした。
話をきくと、お店をはじめた当時(17年前)から、扱っている生地は海外のもので、子供が不当な労働で作られた生地は使用していないことを現地に行って、生産している方と直接話をして買い付けをしているんだって。
あれ。これは。。。
勘のいい人なら気づいたと思いますが、フェアトレードに通じますね。
フェアトレードとは。。。
生産者が美味しくて品質の良いものを作り続けていくためには、生産者の労働環境や生活水準が保証され、また自然環境にもやさしい配慮がなされる持続可能な取引のサイクルを作っていくことが重要です。
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。
フェアトレード・ジャパンのサイトから抜粋
いまでこそ、「サスティナブル」、「持続可能な」などと耳にすることが多くなってきましたが、ご相談くださったアパレルブランドさんは17年前から取り組んでいるとのことです。
せっかく作ったオンラインショップがほぼ稼働していない、という理由の一つにプロフィールに必要なことが書かれていません。
フェアトレードについて何も書かれていないのです。
Instagramのプロフィールにも、どんな思いでそのお店をやっているのか、その理由が書かれていません。
↓
お客さんに伝わってない
↓
お客さんは買う理由がみあたらない
↓
だからお客さんは買わない
↓
他におなじようなお店で安いほうを選ぶ
↓
お店は売れない
↓
在庫の山
↓
お店が疲弊
↓
閉店。。。
こんな図式が思い浮かびます。
冒頭の質問にもどると、
「ホームページに企業理念は掲載したほうが良い?」という質問の答えは、知られていないなら載せるべきです。
企業理念ということばじゃなくても、日々のSNSの発信でお伝えするとか、やり方はいくらでもある。
私が学んでいるエクスペリエンスマーケティングの創始者でマーケティングコンサルタント藤村正宏先生は
「商品っていうのは「売れる商品」があるのではなくて、「売れる売り方」があるだけなんです。」
と話されています。
同じようなアパレルブランドはいくらでもあるし、あなたのお店から買う理由が見当たらないから買わない、とするならば買う理由をお客さんに教えてあげなくちゃ。
ってことで、さっそくプロフィールの見直しをして、お客さんに思いを伝える。
そしてそれを共有する人を広げてゆくようにコミュニケーションをとりながらSNS発信をしていくことです。

なおコン

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