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仙台土産の牛タンにこそ、買う理由を教えて欲しい!
なんのこっちゃですよね。
先週末に開催されたジャズフェスに、旭川と上野から友だちが遊びに来てくれました。
「ジャズフェス いいね」「仙台いいね」と言ってくれて、ジャズフェス初心者の私も「ジャズフェス すごい!」「やるなぁ仙台!」とかって心の中で鼻が高くなりそうでした。ほんとは鼻高かったです。笑
そしてお見送りのちょい前に、お土産の牛タンを買いに駅構内のお土産屋さんに行きました。
見たこと聞いたことあるお店の商品がズラリと並んでいます。
120g×2個入り 〇〇円
100g×3個入り 〇〇円
塩、たれ、厚切り、何枚入りとかパッケージにも書いてある。
だけど全然選べない。
たぶんどれも美味しいはず。だって聞いたことあるお店だし、JR構内に置いてもらうって結構なステータスのはず。
「ついこの前始めました」的なお店は出入りできないと思うんだよね。
となると判断材料は?
知っているお店の牛タン。→安心したい。
もしくは知らないお店の牛タン。→冒険してみたい。
パッケージの色や書体が好き。
写真が美味しそうに見える。
グラム数に対する価格が高い、安い。ってこと?
もし価格で勝負ならと、頭の中で四則演算。こんなときに算盤ができたらなー。
空を指でパチパチ弾いて…なんてことは出来ないのでモタモタ考える。
100gで〇〇円だから、120gのと比べる場合は、100の倍数と120の倍数の。。。もうダメだ。
その場にいたエリーも青ちゃんも私も昼間の疲れがどっと出た脳みそで考える余裕はない。
というかマーケティングの勉強仲間なので心の中で「やれやれ」と思ったに違いない。ですよね。
結論は、
「どれがいいのかわかんない」
「誰かどれか選んで」
「どれでもいい」
牛タンのお店の人が聞いたらガッカリするよね。
でも実際のところ、選ぶ理由が見当たらないのだ。
例えばPOPにちょっと工夫するのはどうだろう。シチュエーションはこんな感じ。
仙台(宮城)での用事を終えて新幹線の出発まで少し時間がある。お土産に牛タンでも買って帰ろうか。さてどれがいいのかな、とお土産屋を物色する。
「レンジで〇分チンすれば、あの味をご家庭でも」
「アツアツご飯があれば、フライパンで〇分焼くだけで家でも牛タン定食!麦飯ならgoooo」
「真空パックなので、常温〇日OKです!旅の途中でも安心して持ち歩きできます」
「ガツガツ食べたい方はちょっと多めの〇g入り」
「お酒のお供には断然スモークタン!日本酒コーナーもぜひお立ち寄りください!」
とか、買いたくなる理由っていくらでも考えられる。
売り場に店員さんがいれば説明してもらえるけれど、レジにしか人がいないような場合には、やはり買う理由が見つからないというのは買う側には不親切だし、得る側は説明不足。
お土産売り場に並ぶ違うお店の同じ商品は、お土産を買う人には違いが見えにくい。
買って帰った後にどんな体験が出来るのか、どんなシーンが展開されるのか想像を掻き立てられるような、そんな一言が欲しい。
同じ商品が並ぶ中でいざ「どれ?」って聞かれると…。自分の興味のなさを自覚するとともに提供する企業にも勉強不足を感じずにはいられないのでした。
同業他社との違いを、第三者にわかるように発信していく。それが店頭のPOPだったりブログだったりSNSだったりするのだ。
あの会社あの人から買いたいと思ってもらえるような人の見える発信が必要なのだ。
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