宮城野アーカイ部、部活しました。オール仙台ロケの映画「非・バランス」上映会

本、CD、DVDあるけど原作とは全然違う なおコンサルティング的発想
本、CD、DVDあるけど原作とは全然違う

宮城野アーカイ部の部活で映画「非・バランス」を観ました。

上映会場はいつもの宮城野区某所です。

宮城野アーカイ部は、大きく変わりゆく仙台駅東口あたり(二十人町、鉄砲町、榴ヶ岡)に愛着を持った変人たちが「あーだこーだ」言いながら地元愛溢れすぎる発信をしています。

映画「非・バランス」は事前情報はオール仙台ロケということのみ。

本、CD、DVDあるけど原作とは全然違う

本、CD、DVDあるけど原作とは全然違う



仙台のどこが舞台として使われているのか、出演者や監督も調べればわかるのに知らずに。笑。

ストーリーは、小学生にあったイジメから「友だちは要らない、クールに生きる」を貫く中学生(チアキ)が主演で、おかま役の俳優小日向文世さん(菊ちゃん)が絶妙なバランスで、アンバランスな彼女や自分の恋愛苦を支えたり支えられたりする内容です。

チアキと菊ちゃんの出会いは土砂降り雨の霊屋橋。

霊屋橋は1935年(昭和10年)にかけられた橋で、石柱が特徴的で昭和のノスタルジーにたっぷりひたれます。

霊屋橋と菊ちゃん

霊屋橋と菊ちゃん



2000年に発表された作品で、さすがオール仙台ロケだけあって、七夕まつりの吹き流しが派手過ぎずに特徴的に画角に入ってきて「仙台いいな」って観ながらみんな思ってたでしょ。

米ヶ袋遊歩道あたりや鹿落坂を自転車でピューって駆け降りたりするシーンで「おぉー!広瀬川行ったり来たりしてる」と一人で感激してました。

いえいえ、他の人も同じように文化横丁にある「夜の花」を探索に行ったりして変人ぶりを発揮してます。

映画はストーリーや俳優でみるものだと思っていたけど、ロケ地を知っているばかりに話や俳優は二の次三の次で、「あのシーンのあの場所はどこだ?」に偏るのですねー。

2000年といえば、PC2000年問題が大問題で、PCが全盛期でした。番号が11ケタに変わってカメラ付き携帯が発売した頃です。いまだに「写メ」言ってる人は2000年頃から使って人だね。

あ。映画の話に戻ります。約20年前の原町通りの七夕飾りが見られたり、赤い提灯が印象的な柳町大日如来はやっぱり今でも赤い提灯があるし。

あのカーブはきっと二十人町だし、菊ちゃんのマンションはたぶん霊屋にあるんじゃないかと勝手に想像したり。

激変してなくなってしまった仙台と、やっぱり変わらずにある仙台とたった20年なのにノスタルジー満載な上映会でした。

映画って基本的に少人数でみるものだと思っていたし、昨今ではSNS独特の距離を感じさせない#(ハッシュタグ)繋がりで楽しんだりするものかと思っていました。

だけど、リアルに一緒に観ると「あーだこーだ」が当たり前だけどその場で聞けてその場で言えて、そこからの展開がイキイキしてて止まらない。きっと退室時間なかったら何時間でも語ってるはずです。

映画ってさ、町を見るものだったんだねー。なくなった風景がたくさんあって新しい発見でした。

【SNS初心者を脱出したい人向けのおすすめ講座】
X(旧Twitter)、Facebook、Instagramの違いを理解して自分らしい発信をしよう
120分、19800円、オンラインもOK。ご紹介のみ受け付けています。

お問合せ・お申し込み

The following two tabs change content below.

なおコン

SNS初心者が情報の自立発信が出来るようにサポートしています。宮城県美術館、ジャズフェス、広瀬川、ずんだ、支倉焼がある仙台が大好き! 個人個人が情報の発信力と受けとる力をつけていくようにすることを目標にしています。仙台宮城の魅力を多くの人に知ってもらい、足を運んで欲しいと願っています。 靴、帽子、革小物をこよなく愛し、かりんとうを発明した人は天才ですよ!
タイトルとURLをコピーしました