カッコイイ石彫作家、日下育子さんを紹介します

その人を知るには周りの人を見ればいい。日下ちゃんのまわりにはステキな人がいっぱいだよー。なおコン（@satodw）です。

 

石彫作家の日下育子さんの個展というか、写真展というか、コラボレーション カフェ ライブというか、日下ちゃんを取り巻く人達に触れて来ました。

日下ちゃんとは「生活美術学科」という美術の先生を目指している人や、芸術的活動を目指している人が通う学校の同級生です。

卒業して20数年、いまだに現役で芸術活動をしているのを知った時には驚きました。

 

人生に芸術は必要だけど、お金出して手に入れたい芸術というと？

音楽、歌、聞くし歌うよね。

ダンス、踊る？テレビで踊ってるグループいっぱいいるね。

絵画作品は見ても買う人少ないでしょ。

ましてや石彫、石を掘り出して作った造作物が欲しい個人はあんまりいないでしょ、はっきり言って。

飾って置くような広い庭をそもそも持っていない、という環境もあるでしょう。

日下ちゃんが作家活動しているのは庭園や公園、中庭に置くような大きな石の彫刻家なのだ。

 

2016年宮城県芸術祭の受賞記念の「日下育子 彫刻 写真展  生命礼賛」個展です。

「宮城県芸術祭の彫刻部門で最優秀賞を受賞した日下育子さん」と言えば分かりやすいね。

 

「日下育子 彫刻 写真展 生命礼賛」2月10日まで（日祝は休み）

坐カフェ（仙台市青葉区大町1ー3ー7）11時から19時 鑑賞は無料

回帰中カフェは通常営業をしているのでカフェメニューから注文してね

 

「受賞のお礼の気持ちをライブにしました」って日下ちゃん！

カッコエエ。

マリンバ演奏、歌披露、オーガニックコーヒーそして今までの作品を写真で魅せる。

 



 

SZPの土井ちゃん香絵ちゃんとも数年ぶりに再開！

キーマンの宮内先生もいたよー。

 

 

途中、日下ちゃんの作家活動風景がスライドで映し出されました。

作品は当然ながら石なので非常に重く、何人もの人手が必要だしクレーン車がなければ納品場所まで運ぶこともできません。

防塵マスクをつけて石を削り出してカタチにしていく。

出来上がりはツルツル艶々してても、過程は石粉まみれの作業着。

外での作業なので夏は暑いし冬は寒いし、過酷この上ない。

そんな風景を何枚か見て過程を知って出来上がった物だけを見る作品展よりも、過程を知った作品展（カフェライブ）で良かったな、って思いました。

 

出来上がった映画を見て感動した後に、メイキングシーンも見ると親密度が増す、そんな感じ。

先日のエクスマセミナーで坪井さんが「過程が大事」ってしつこく言っていたのを思い出しました。

 

「日下育子 彫刻 写真展 生命礼賛」のタイトル通り生まれ出ずる人、物事は全て素晴らしい讃えるものだ、というメッセージと私はうけとりました。

カフェライブは楽しくてあったかで日下ちゃんらしいな、って思いました。

 

40歳で出産した経験から、子供が欲しいと願う全ての女性を一丸となって応援するという彼女の強い想いも伝わってきました。

「石の作品なんて見てもわかんないよ」っていう人いると思う。

「芸術作品ってわかんないし」っていう人もいるでしょうね。

私もはっきり言って芸術作品って全く分かりません。

私が見て欲しいと思うのは「同級生の頑張っているやり続けているカッコイイ姿」

 

「石の彫刻は石彫（せきちょう）って言うのかー」

「大学病院前にもあるんだ、へー」

「作家って女性なんだー」

この程度でOK！！

まずは知ってもらうことから始まると思っています。

 

日下ちゃん、受賞おめでとう。

素敵な人たちに囲まれている日下ちゃんはステキだと思う！！

 

みんなの学び場美術館 館長 日下育子のブログ

 

 

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