まえがきのススメ 佐藤忠良著「つぶれた帽子」

なおコンサルティング的発想
佐藤忠良さんが気になる

なんとなく気だるい日が続いてます。近いからってバイクで移動する日が続くと、芯から冷えてしまっているらしい。湯船に浸かっても身体が温まらないので、冷えはやっぱり大病のもと。。なおコン(@satodw)です。

 

本読まないとバカになる、もしくはバカだな、と自分で思うので本読んでるけど、本読んでる自分が天才になりつつあるか?っていうと全然違うので、読書とおバカ加減は正比例しないらしい。

そんな中、(どんな中?)この前一気に読んだ彫刻家の佐藤忠良さんの自叙伝がとても印象的だった。

彫刻といえば今は岩出山に移設してしまったが、仙台駅構内の伊達政宗公騎馬像や、定禅寺通りや勾当台公園の彫刻で親しみを感じる人もいるかもしれない。

その、彫刻を代表する作家が佐藤忠良さんなのです。

1912年=明治45年=大正元年に生まれた人の文章というのは、乱れていなくて忘れていた言い回しがあったりして、最近の文しか読んでいない私には刺激的なのだ。

佐藤忠良さん著「つぶれた帽子」



インターネットが普及する前の時代を生きた人と、掌のスマホで済ませられる現代との、伝達する意識の差にギャップを覚える。

出した手紙の返事がいつ来るのか、来るのか来ないのか、来るならいつなのか、来ないならいつ来ないとわかるのか。

足を運ばずに得られるコトやモノが当たり前の現代に「憧れ」とは何をもって憧れというのかを「文化」に例えた前書きにのめり込んでしまう。

 

「縄文の頃から現在に至るまで泥を手でいじることには変わりがない」というあとがきに、なくなる職業、生まれる職業、のほかに変わらぬ職業もあるのだと気づいた。

1万5000年前と変わらぬ職業。なんだかすごいぞ。

 

1977年から仙台市が取り組んでいる【彫刻のある町づくり】。

街中で当たり前にみかける彫刻たちに詳しくなってみるのも面白い。

 

 

自分の知らない自分に会いにキテ アイニードユー
2/17 10:30〜12:30 参加費1000円

当たり前で自覚がないけど
「それってすごいことだよ」
って言われることいくつありますか?


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なおコン

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