3.11現場の事実×心の真実「それでも、下水は止められない。」みてきた

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せんだい3.11メモリアル交流館が主催の 3.11現場の事実×心の真実「それでも、下水は止められない。」~東日本大震災・南蒲生浄化センターの知られざる闘い~ みてきました。

好評につき、7月7日まで開催延長になりました。ぜひ行ってみてほしい。



あの日から8年1ヶ月と数日。

1000年に一度あるかないかの規模の地震にも関わらず、幸いにも私の住むあたりは断水せず、2日後に電気は復旧し、1ヶ月後にガスが使えるようになった。近所に住む家族友人知人と大所帯でわきあいあいと共同生活していたので、不便ながらにも不便と言うには図々しいくらい被害らしい被害はなかったのだ。

強いていえばトイレットペーパーの買い置きが少なくなってきたから消費量を抑えよう。下水が大変っぽいからなるべく水は使わないようにしよう。その程度。









チラシのコピーを抜粋

あの日、仙台市の下水の約7割を処理する浄化センターが津波に呑まれた。

それでも、人の生活は止まらない。

被災地の衛生環境を守るため、海を守るため、そこで行われていたことは。



仙台市の呼びかけで「下水処理が追いつかないので、なるべく排水をしないように」との情報がTVかラジオか、何かで聞いた記憶がある。

どうやら「大変」らしい。

世間が節水していたので、なるべく節水して生活していたような気がする。その節水生活も月日とともに薄れ、夏ころには「なるべく節水」から「あー忘れてた節水だっけ?」程度の意識の低下があったと思う。


今年の1月に何処かの誰かのSNSで見かけて、「これは行かねば」と思って、行ってきました。



仙台駅から荒井駅行きで13分





会場は、地下鉄東西線、東のはしっこ荒井駅に併設の「せんだい3.11メモリアル交流館2F」




入り口入ってすぐ、マンホールのミニチュア。手にとってみてみたら地球が見えた。マンホールの蓋をとるとその先は地球になっている。粋だ。

下水って生活排水だから汚水ですよ。汚水を処理している人がどんな風に仕事をしているのか、なぜその仕事に就いたのかわからないけど『無いと困る』仕事の一つで、本当に無いと困るのです。



マンホール好き 汚水は仙台市のはな「萩」





展示内容は、はっきり言って非常に地味です。

汚水がどのように処理されているのかをしめした図。津波被害で建物は壊滅的に破壊され、変更せざるを得なかった処理方法を示した図。

現場で必死に働いてくれた人のインタビュー映像。インタビューは何度か更新しているらしく、2018年11月に撮った映像を流していました。



マンホール好き 雨水は仙台市のマーク「仙」





10mを超える津波で機能しなくなった設備を動かし続けた職員さんの活動。

直接被害を受けていない私でもグッと胸にくるものがあります。

「夜明けを待って、あの日の翌日の太陽が残酷なぐらい眩しくてギャップを感じた」とか

「無い知恵出し合って上手くいったら「ほーら俺の言った通りだ」と喜びあった」とか

ありがたいなぁと感じずには要られない。

中でも非常に記憶に残ったし、こういうことだよと思ったのが


仙台市民の下水処理をしているよりも、海をいかに汚さないようにするかを、いつも考えていますね。

海をいかに汚さないようにするか



なんで汚水の処理の仕事選んでいるんだろう?ってそれまで思っていた私には非常に衝撃的でした。

汚水処理をしているんじゃなくて、海(地球)を大事にしている仕事なんだ、って認識が変わった。



まだ機能は全部回復していないし、施設は建て替え中。「当たり前の日常」を支えてくれている人の多さに感激した。



『南蒲生浄化センター』のある地域は人の住めない地域になってしまって今は何も無い。だけど、荒井駅の周辺にはカッコイイ住宅がたくさんできているし、人もたくさん住んでいる。

メモリアル交流館1Fには、地元の小学生が作ったジオラマ。「10年後にはこうなったらいいな」のジオラマの完成度がすごい!ジオラマの通りに近くにランドマーク的な大人も子供も楽しめる施設が予定されているとのこと。





このブログを書くにあたって、せんだい3.11メモリアル交流館サイト内 3.11現場の事実×心の真実「それでも、下水は止められない。」~東日本大震災・南蒲生浄化センターの知られざる闘い~ を参考にしました。

そしたらなんと、ボランティアで知り合った東京在住、演劇関係の仕事をしている人の名前が目に止まりました。

会場を作ったのは 空間構成/大沢佐智子さん

近くの人も遠くの人も多くの人が関わって生活が成り立っているのだと改めて思うのでした。


なおコンの仕事のきっかけは、震災。

電気に困らなかったので私はとても多くの情報を持っていました。必要な人に必要な情報が必要なタイミングで届けられたらどんなにいいだろうか、と。情報が溢れている今、必要な情報を受けとる力も各自がつけていけばもっといい世の中になっていくのに、と思っている。

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あなたのその情報、きちんと伝わっていますか? 『伝わなければ、ないのと同じ』 こんにちは。仙台の身近な起業を応援!集客矢印上向き なおコンサルティングの佐藤奈緒子です。「もっと楽しく販促」「分かる言葉で伝えよう」をモットーに小さなお店のオーナーさんのための、人が集まり続ける仕組み作りアドバイスをしています。