東京スリバチ学 会‎仙台の秘境・竜の口渓谷の源流を探る!(リベンジ編)に参加してみた

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3月31日(日)何を思ったか、Facebookで見かけたイベントに参加してみた。総勢52人くらい。知っている人が一人もいない。ちょっと面白そう。

「おひとりさま」ドラマが放映されたのが2009年10月。一人で登山も良いが(というか、そもそも登山したことは無い)、人知れず他人にまざって山歩きっぽいことをしてみるのも良さそうだ。こんなことを思ってみること自体おひとりさまでおばさんっぽくて、良い。笑



記念撮影



知らない人に囲まれて、知らない人に向かって笑顔を作るというのも何か不思議だが、日本人の習性か。なんとなく笑ってみる。



目算あやまって出発時間に到着。ワラワラと最後尾に着く。目の前は雪だが誰も文句を言う人なく、雪山に突入。イベント告知文に書いてあった「ご覚悟を!」の文字を頭がよぎる。





家の付近では晴れていたのにやはり山。雪が積もっているし降っているし。とりあえず、「狼煙を上げるように」とツィートしてみる。


いきなり下り坂かよ!と一瞬思ったが渓谷を歩くのだから当たり前だ。前の人がビビりながらくだってくれるのでありがたい。







登山の経験は小学生の頃、家族で泉ヶ岳に登って以来。当然登山靴もない。しかも今回は沢歩きなので「長靴必須!」足首よりやや上まである15年くらい愛用しているガーデニングブーツ(言っておくがガーデニングは一切したことはない)という名の長靴を履いて参加。滑り止めなどないので転ばないように天に祈るしか無い。





先頭はまったく見えず一体何人くらい参加しているのか皆目見当がつかない。しかも説明らしきポイントもなく、黙々と歩く。

人の行先など御構い無しで倒木あり、ぬかるみあり、飛び石あり。足の長さが物を言う。足の短い人は、飛び石まで足が届かずに川の水に足をつけて歩くしか無い。







やはり長靴は必須であった。スニーカーに雪解け水がしみたら霜焼けどころじゃ済まないだろう。軟弱な長靴のつま先がひんやりと冷えてくる。厚手の靴下を履いてきたのにこの先が思いやられる。

途中バランスを取りながら飛び石を渡るのでバレリーナか、綱渡りをする人になったような気がした。日頃の体幹を鍛えていないのがこんなところで試されるとは!!







ちょっとひらけた所にでて最後尾を待つ。その間にこのイベント( 東京スリバチ学 会‎仙台の秘境・竜の口渓谷の源流を探る!(リベンジ編) )の主催者らしき人の説明が始まった。前回は台風で流れたとのことで今回の気合いはただならぬものを感じる。なんせリベンジ編なのだ。

積雪のせいで普段は滝では無いところに小さな滝ができていた。ここら辺は300万年前の地層がむき出しになっているらしく「炭ぽい黒い所はナントカで」とブラタモリを毎週欠かさずみているのにいざ説明を受けてみてもさっぱりわからない。こういうところで知識の深さを試されるのかと自分の記憶の浅さにがっかりしたものだ。

この小さな滝。このあと300万年くらい経つと私たちが立っている渓谷のようになっている可能性が大きいらしい。たしかに地面をV字に型に綺麗に削り取られた真ん中を水が落ちてくる。300万円なら今後目にしそうだが、300万年後はみることはない。残念だ。



前日からの雪が枝に積もってボタっと降ってくる。雪なのかみぞれなのかとにかく降ってくる水分が多く、スマホもカメラも構えるのに一苦労。しかもおひとりさまで参加となると、自撮りするのも人目をはばかる。都会のようにお互いが無関心なら撮りやすいのに・・・でも撮ったぜっ





主催者さんとやらは、50数人の適当な人だかりに入っていってその都度おなじ説明をしていた。その人だかりで話すたびに300万年のどころで「ほぉ〜」とどよめきが起こっていたのでみんな感動する点は同じらしい。

地質の専門家か地形の専門家かわからないが、「こんなの当たり前」みたいな顔をしていたので当たり前なのだろうが、参加者にしてみれば感嘆せずには要られない。「これがあなたの日常で私の非日常なのか」と妙に納得したのである。







素人っぽい人ももちろん多いが、みんなそれなりの服装と装備で臨んでいるのがオカシイ。普段何をしている人たちなんだ?ちなみに私はHP作ったりチラシ名刺作ったりSNSセミナーしたり、たまに帽子職人したりしています。







「途中脱落すると生きて帰れる保証はない」とのイベント告知文に脅されながら脱落者はいないらしい。2時間くらい歩いただろうか。リーダーっぽい人が先頭で振り返って遠くまで聞こえるように話し始めた

「ここで上に上がります。この先は青葉山ゴルフ場に入ってしまうのでここで終わりです。ここからは昔、青葉山ジャルダンのアスレチックコースだったところなのでここを登ります。ただし非常に危険なので注意してください」

なんと!今まで一切整備されていない箇所ばかりを歩いていてきて、個人個人で危険を回避してきた。ところが、この先、人間が整備したところが一番危険とはどう解釈したら良いのだろう。危険を回避するために人が手を入れてきたという人類の歴史を否定するような発言ではないか。







でも、実際滑って高低差もあってヤバカッッた。昭和の遺構とでも言うべきか。プロレスラーが「そいつヤヴァイよね」流血沙汰をTV中継していたり、エッチを通り過ぎて「そいつ映倫にひっかるよね」シーンをゴールデンタイムにTV放映したり、それが良き昭和だ。

数年振りに耳にした”青葉山ジャルダン”も例に漏れず昭和丸出しだった。危険極まりない。こんな急なところにアスレチック作って怪我人が出たら訴訟ものだ。

そして人類の自然破壊も甚だしい。ここまで人の手が入っているとは。そんな時代だったのだ。







あるじが訪れなくなって廃墟となったアスレチック。痛々しい。

さて今回のルートである。八木山動物園をスタートして、降って沢に降りて前の人のあとを付いていったら青葉山ジャルダン遺構だった。そのあと記念撮影して東北大青葉山キャンパス内を横切って青葉山駅前で解散。

地図みてわかるひと私に説明してください。さっぱりわかりません。







せっかく死ぬ思いで青葉山ジャルダンアスレチック遺構を登ったのに、地下鉄乗るためにエスカレーターで降る。くだる。くだる。

人生は矛盾だらけだ。





お疲れ様でした。

このあと家帰ってヘトヘトに疲れていたらしく、頭が痛いことに気づいて頭痛薬飲んでのたうち回ってました。

主催者さん、参加者さんはリベンジ編だったんでしょうけど、私は挑戦編でした。挑戦者はいつの時代も凛々しくありたいと思うのでした。

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あなたのその情報、きちんと伝わっていますか? 『伝わなければ、ないのと同じ』 こんにちは。仙台の身近な起業を応援!集客矢印上向き なおコンサルティングの佐藤奈緒子です。「もっと楽しく販促」「分かる言葉で伝えよう」をモットーに小さなお店のオーナーさんのための、人が集まり続ける仕組み作りアドバイスをしています。

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